理学療法士と看護師を比較!

理学療法士と看護師は、どちらも医療現場に携わる職業です。一見、似たような職業に見えるかもしれませんが、理学療法士と看護師では仕事内容や勤務形態が変わってきます。(両者を比較しているサイト

理学療法士は、体に障害を持つ方の動作能力の回復に努めたり、現状よりも悪化しないよう予防したりするのが主な仕事です。例としては、マッサージやトレーニングを取り入れ、運動機能が元に戻るよう注力してくれます。
一方、看護師はドクターの助手を担当し、障害や病気のある方に対して病気の予防やケアを目的として、教育指導に取り組んでいます。たとえば、採血や点滴をしたり、患者の脈や血圧を測ってドクターに伝えたりなどがメインの仕事です。他にも、排泄や食事といった入院患者の世話をするのも仕事内容に含まれています。

勤務形態については、入院スペースを備える病院で働く看護師であれば、年中無休で患者へ対応しなければならないためシフト勤務です。さらに、休みや勤務時間が定められていないので、看護師として働く場合には生活リズムがやや崩れやすくなります。ですが、給料は理学療法士と比較すると高くなるのも事実です。理学療法士の働き方としては日勤が一般的で、午前8時または9時に職場へ入り、午後5時あるいは6時に仕事を終えるケースがほとんどです。よって、生活リズムを崩したくない方や体力に自信のない方は、同じ医療に携わる仕事でも理学療法士の方が適しています。ただし、看護師も患者のために役に立つ重要な存在でもあるので、興味のある方は看護師として働くのもよいでしょう。